ソフトな謎を追え!「コンビニ講座」(5)ミニストップの歴史
ミニストップ1号店は1980年5月に1号店を神奈川・横浜市の大倉山にオープンしました。それからわずか18年、98年3月には1000店舗を達成。「コンビニ講座」5回目はコンビニ探検隊のもりっちと一緒に「ミニストップ」の歴史と名物「ソフト」に注目しました。
■ソフトクリーム!
- もりっち 今回はミニストップの「謎」に迫ります。お話を伺うのは広報の須藤さんです。ミニストップと言えば、やはり「アイスクリーム」ですよね。
- 須藤さん もりっちさん、こんにちは。ところで、ソフトクリームとアイスクリームの違いをご存知ですか?
- もりっち う…。最初から難問ですね。
- 須藤さん ズバリ“温度”です。アイスクリームは型に詰めてから-30℃以下で急速に冷凍し、商品として売り場に並ぶときには-18℃以下で保管されています。一方、ソフトクリームの場合は-5℃から-7℃。この温度なら常に出来立てのなめらかさを保ち、口に入れた瞬間にすばやく溶けることが可能。また、温度によって変化する人間の味覚に合わせ、それぞれ味のバランスにも違いがあるのです。
- もりっち ソフトクリームって、とてもデリケートな食べ物だったのですね。僕みたい。
- 須藤さん ・・・。ミニストップのソフトクリームは、素材から徹底的にこだわっていますよ! 北海道産の牛乳や生クリームを使っています。大自然の中で育った牛から採れる搾りたての牛乳は、コクがあってとってもマイルド。その味を活かして、甘さは控えめに。ミルク本来の味わいをたっぷり楽しめるソフトクリームに仕上げました。
- もりっち 実は今ちょうど、ソフトクリームをいただいているのですが、中までぎっしりですよね。
- 須藤さん コーンの底が平面だから、搾り出すときにストンと下まで詰るのです。さらに、量と高さに規定があるので全国どこのお店に行っても同じボリューム。お店のスタッフは規定の量を上手く搾り出せるまで練習を欠かせません。「中までぎっしり」の秘訣は、熟練した技にもあるのです。
- もりっち コーンもこだわられているのですか?
- 須藤さん はい、もちろんです。ソフトクリームを支えるコーンは、香ばしさと食感が命。コーンの原料にアーモンドや小麦胚芽を配合することで、香ばしさを際立たせています。さらに、サクッと歯ざわりのよい食感を引き出すため、細かい空気の粒をバランスよく生地に含ませて焼き上げました。コーンにも気を許さず、細部までこだわり抜く。これぞミニストップ流です。
- もりっち ところで、ソフトクリームの製造工程はどうなっているのですか? 生乳から
- 須藤さん まずはソフトクリームミックスからこだわります。その原料60%以上が(絞りたての)(北海道産の)生乳。その他に生クリームなどの乳製品や砂糖などを使っています。工場では、原料を溶かしながらかきまぜたら一気に熱して殺菌します。さらに、なめらかな液状に仕上げ、冷却してからパックに詰めます。工場でサクサクに焼き上げたコーンと合わせ、完成したソフトクリームは、物流センターと呼ばれる倉庫を経て、各地の共同配送センターへ。そこから各店舗に運ばれます。
- もりっち コンビ二店頭では店員さんが機械で「巻き巻き」してくれますよね。
- 須藤さん 店舗では“ソフトフリーザー”という機械が、ソフトクリームミックスに適度な空気を含ませ、一定の温度に保っています。フリーザーの中は、常に出来たてのなめらかな状態。口溶けのよいソフトクリームが、いつでもお客様をお待ちしています。
